断裁のズレと塗り足しについて

概要

このページでは、断裁のズレと塗り足しについて説明します。

〔塗り足し〕の必要な印刷物

用紙の端までいっぱいに印刷する場合には〔塗り足し(ぬりたし)〕が必要です。 例えば下のAは、用紙の端いっぱいまで印刷されるデザインなので〔塗り足し〕が必要になります。 一方Bは用紙の周りが白(紙の色)になっているので〔塗り足し〕は不要です。
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〔塗り足し〕って何?

印刷物は、印刷後に用紙を断裁して、ご注文のサイズに仕上げます。この時、断裁位置はわずかにですが、必ずズレます。 この断裁位置がズレた場合の予備を〔塗り足し〕といい、写真やパスなど、用紙の端にかかるものは全て外側に3mmずつ伸ばして作ります。
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水色の部分が〔塗り足し〕。仕上り位置(断裁位置)よりも外3mm伸ばして作る。塗り足しは基本的に、断裁時に切り落とされて無くなってしまいます。

塗り足しの作成例

例/ポストカード:
ポストカードのサイズは100×148mmですが、塗り足しが必要な場合のドキュメントサイズは106×154mmになります。用紙の端から3mmは、断裁されてしまう前提で作成します。
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制作時の注意点(文字について)

文字は.仕上り位置(断裁位置)から少し離して配置した方が安全です。 理由は、断裁は、上下左右のどの方向にもズレる可能性があるからです。仕上り位置(断裁位置)の近くに、文字を配置していますと、 断裁位置のズレによって切り落とされてしまうかもしれません。

なので、無くなってしまうと困るような文字は、仕上り位置(断裁位置)から少なくとも1.5mm以上は内側に配置した方がよいでしょう。